移民について思うこと

移民の方々には私個人は、差別するつもりはない。

それどころか、敬意を払っている。
でもだからこそ、受け入れ体制を整えてから、来て貰うべき。

国内賃金が下がるとか、災害時に帰ってしまうとかいろいろあるが、
AIなどの技術革新により何年後かには、人手不足は解消するだろう。
その時に帰れとは言えないだろう。
ドイツの現状を見ればわかるけど、失業手当てとか生活保護とかそのあたりまで考えないと。


本来であれば、長いスパンで考え、技術革新による生産性向上が本筋だと思うけどね。戦後日本経済が奇跡の復興を遂げたのも移民の労働力に甘えないで、自力でそれをやったから。

設備投資にはコストがかかるから、デフレの今は経営者はやりたくないのは本音だろうけど、
移民に甘えて設備投資を渋り技術革新を遅らせてしまうことは、長い目で見れば大きな不利益になると思う。
本当はここらあたりに政府が投資してあげるべき。


もっとも、株主の立場からしたら、特に日本株の半分以上を占める海外投資家から考えれば、自分は日本に住むわけではないのし、日本の国益など考えるわけはないから、短期間で株価をあげて儲けるには、移民が手っ取り早いということもあるから…そこは株主の言いなりなのは残念。

ただ、移民が来て雇うにつれ、所得もそれに合わせていくことになるから日本人の所得が減っていくこと。

移民労働に頼る為生産性向上や技術革新、効率化が遅れること。

。更には日本は災害大国なので、東日本大震災の時コンビニの留学生が一気に国に帰ったけど、そんなときどうするの?
そうなる確率も高い。
そのあたりも議論し、考えるべきであろう。

移民大国ドイツや移民に優しいスウェーデンの現状を見た限りでは、移民政策は、いいことばかりではないというのも参考にすべきだろう。

それに、いずれはAI革命で人手不足は解消される。そのとき国に帰れとは言えないだろう。
失業手当て、生活保護費はどうするのか?

問題は山積みだが、
そこを議論していかないと、来ていただく外国人労働者にとっても、受け入れる日本人にとっても、お互い不幸な結果になりかねない。
そんなことにならないよう、じっくり議論するべきであろう。