2019-01-18から1日間の記事一覧

景気回復のカギの続き

日本以外のデフレに陥っていない国では、政府債務残高の伸びよりも、名目GDPが伸びているので、一部の新興国を除けばそこ迄深刻な状況にはならないのです。 今はデフレ脱却(名目GDPを増やす事)が最優先なのです。企業は内部留保を400兆円以上抱えておりなが…

景気回復の話し1

民間企業は積極的に赤字を出せないので、デフレ環境下では国内への設備投資をためらうのです。このような状態の時は、政府以外に積極的に赤字を出せる投資主体はありません。 政府が積極的に需要を創造→企業がそれに応える→企業も従業員も潤う→その環境がし…

景気回復のカギは?

国内企業に発注し、その企業だけでは無く、その下請けも潤うならば惜しまずにすれば良い。どんな形であれ、今の日本に必要なのは、誰かが国内に需要を創造し、大企業→下請け企業→従業員へのお金の流れを増やす事。今は民間発では難しいので、政府がお金の流…

EUを議論する前に知って欲しいこと

ドイツはユーロという共通通貨を発行している巨大な経済圏の勝ち組(独り勝ちと言っても良い)であって、日本の東京の立ち位置と同じです。国家として見るならば、ユーロ加盟国全体の財政収支(私は政府債務残高の絶対値と申し上げましたが)を見るべきです。ド…

消費が増えないのはなぜ?

なぜ国内で消費、投資が伸び無いかと言えば、国民が将来不安だからです。 人は将来に経済面で不安があれば、例え一時的にお金が入っても貯め込むだけです。 企業の内部留保も同じ理由で、設備投資があだになる可能性を秘めている環境では、自前で設備投資を…

牛乳がヒトに適さない理由

人間は乳児の頃は母親の母乳で育つ必要があるため体内でラクターゼ酵素を生成しますが、年齢が増すにつれて牛乳に依存しない食事に移行する事でラクターゼの分泌量が徐々に減少していきます。 そして成長した人間がラクトース(乳糖)を分解する酵素(ラクタ…