景気回復のカギの続き

日本以外のデフレに陥っていない国では、政府債務残高の伸びよりも、名目GDPが伸びているので、一部の新興国を除けばそこ迄深刻な状況にはならないのです。


今はデフレ脱却(名目GDPを増やす事)が最優先なのです。
企業は内部留保を400兆円以上抱えておりながら、国内はデフレ(需要不足)の為に、設備投資を積極的に出来ないのです。
このような時に積極的に赤字を出して、需要を創造できる主体は政府以外にあり得ないのです。
名目GDPを増やす事で、消費増税をしたり、予算を切り詰めたりしなくても自然に税収は増えるのです。
その証拠に、日本が最初に消費税を導入した1989年から今日迄、3%→5%→8%迄、段階的に増税した割にはほとんど全体の税収は伸びていないのです。